こんにちは!OEM生産チームの齋藤です。
最近とても気になっていることがあり、是非ご紹介したいと思います。皆様、”痛バッグ” をご存知でしょうか?
痛バッグとは、”痛いバッグ” の略で、更に縮めて”痛バ” とも言われています。近頃街を歩いていて、ラバーマスコットや缶バッヂ、ぬいぐるみ、ピンバッヂ等を大量に付けたトートバッグを持つ人を見かけたことはありませんか?こちらが痛バッグです。アニメファンやいわゆるオタクの方の間でトートバッグに付けたグッズの数・量・レイアウトによってキャラクターへの愛情を表現する方法として流行しているようです。
缶バッヂをたくさんつけた痛バッグ
作り方はいたってシンプル。トートバッグに、お気に入りのキャラクターグッズを飾っていくだけ。しかし一方では暗黙の了解といったルール(複数のコンテンツのグッズを一緒に飾るのはできるだけ避ける 等)や、グッズを落とさないようにたくさん付ける工夫がされていたりと奥が深いようで、ネット検索すると作り方指南サイトも多く見つけられました。
更にはバッグに付けたグッズが汚れたり紛失したりしないよう、ビニール製トートバッグの中に痛バッグを入れて”BAG in BAG”している人や、あらかじめバッグの装飾面にビニールカバーが付いていたりキーチェーンフィギュアをぶら下げるパーツが付いている”痛バッグ専用バッグ”の通販サイトもあり、もはやバッグのカテゴリとして認知され始めているような雰囲気です。
特に私が注目した点は、この痛バッグが従来のフィギュアの楽しみ方をより広げるのではないかという所にあります。フィギュアの楽しみ方として一般的なのは、お子様の”ごっこ遊び”であったり、部屋に飾って鑑賞することであったり、近年であれば写真を撮ってSNSで公開すること等、インドアな楽しみ方がメインで挙げられるかと思います。一方痛バッグは、飾りつけるという意味であればファッションとして捉えることもできますし、バッグを持ってお出かけすることでインターネット外での交流も生むことが可能です。他のグッズとの組み合わせで飾り付けのバリエーションも広がりますので、ますますキャラクターグッズの市場が広がるのではないでしょうか!
流行の移り変わりは年々速くなっているように感じますが、新しいものへのアンテナは常に高くしていたいですね!
ちなみに、本日のツイッター検索結果ではアニメも大好評だった『おそ松さん』の痛バッグが多いように見受けられました。