フィギュア・玩具・雑貨OEMのエキスパート | 創業90余年のHashyグループ

生産するために必要な金型 その1

こんにちわ。生産部の渡邉です。

金型に使われる材料に関してご存知でしょうか?その前に鉄、鋼、鋳鉄の違いに関してご説明しようかと思います。簡単に説明いたしますと炭素の含有量が異なります。

鉄は炭素が非常に少なく、純鉄といわれるものは0.02%以下の炭素含有量のものを指します。鋼(スチール)は炭素が2%以下で低炭素鋼、中炭素鋼、高炭素鋼の3種類に分類されます。そして最後の鋳鉄は炭素が2%以上となります。

炭素が含まれる量によって金属の強度、硬度などの機械的特性がそれぞれ異なります。

炭素含有量が多いということは、その材料は硬くなりますが、強さは劣ります。硬いともろいというとになります。反対に炭素が少ないと粘り強さがでてきて加工性がよくやわらかいということになります。

よってご存知の方も多くいられるかと思いますが、鋼は強さと粘りがあることから日本刀が代表的な製品です。鋳鉄、鋳物とも言われているのですが、これらはマンホールのフタやエンジンブロックに使われたりしております。

そうしますと金型に使われる材料はどれが適しているかと思いますか?それは次回にお知らせいたします。お楽しみに。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)