こんにちわ。生産部の渡辺です。
中国では先週に中秋節のお休みがありました。日本でも秋分の日と9月は連休が多かったです。そんな中、中国では日本のGWのような長期休日が10月1日から始まります。中華人民共和国の建国記念日にあたる祝日で国慶節となります。
実はこの祝日が定められたのは1949年の9月で、毛沢東が天安門広場にて中華人民共和国の建国を宣言しました。1930年代から蒋介石率いる中華民国と毛沢東率いる中国共産党が34年間で大規模な内戦5回も繰り返した歴史があります。第二次世界大戦の間は一時停戦していましたが終結により内戦も再発しました。１949年4月には毛沢東率いる中国共産党が勝利し南京を制圧しました。この内戦により蒋介石率いる南京国民政府は崩壊し台湾へ撤退しました。1949年の10月に毛沢東を主席とした中華人共和国が建国を宣言しました。国慶節は、中国の人たちにとっては大変重要な日であると言えます。このように、長い中国の歴史の中で国慶節という中国の建国記念日はごく最近の出来事で、非常に興味深い祝日です。
それでは国慶節になにをするのか？何をするという決まりはないようです。街中では爆竹を鳴らして悪を祓う習慣があり、夜には花火も盛大に打ちあがりますが、現在ではむやみに花火や爆竹はできなく規制もされているようです。この時期は故郷に帰省して家族、親族と過ごす方も多くいるので民族大移動が発生します。その他ではやはり旅行に行かれる方も増えているようです。大型祝日前に弊社中国工場は忙しくなります。来週にやれることを完了しておかなくてはなりません。弊社中国工場のお休みは1日から5日までとなります。
