こんにちは。生産部の渡邉です。
弊社、製品作りに欠かせない材料のプラスチックですが、プラスチックの管理も大変重要なこをご存知でしょうか?
実はプラスチックも生ものとはいいませんが経年変化して本来のパフォーマンスが失われていきます。樹脂の天敵は紫外線です。紫外線に一回でも当たると劣化が徐々に進みます。紫外線に当たった分だけ黄色になっていきます。本来の性能も劣ってしまい、強度不足など発生してしまいます。よって樹脂管理場所は光の当たらない暗所で保管するようにして紫外線の影響を受けないように徹底管理が必要です。
フィギュア生産でよく使用される塩ビ樹脂には可塑剤という薬品が入っていますので徐々に抜けが進行してしまいます。この樹脂は紫外線に関係なく温度の高い場所での保管で抜ける速度が速まり可塑剤がぬけてしまうと樹脂が脆くなってしまいます。
生鮮ものではありませんがいつも新鮮で品質に問題ない材料をつかうことで安定した製品作りができるように努力しております。