こんにちは、品質管理の清水です。
今日はメーデーですね。
ただ、昨今は労働争議のような集会も少なくなったようで、メーデーなのだなと実感することもなくなってきました。
これも時代の流れなのでしょうね。
さて、音の出る玩具雑貨の中で、比較的お申し出の多い事例”音が出なくなった”というものについてご紹介したいと思います。
音が出ない原因はいくつかありますが、主だったところでは、リード線の断線やスピーカー本体の不具合といったところです。
この中で意外に多いのが、スピーカーの種類にも拠りますが、一般的に玩具に多く使用されている20~36mmφの大きさのものでは、電気信号を伝えるためのコイルの位置が組み立て時にスピーカーが歪んでしまうことで過度に接触してしまうことで音が出なくなることがあります。
また、逆に落としてしまった事などの衝撃により、コイルが接触不良を起こしてしまうなどもあります。
そうなってしまった場合は、スピーカーの交換を行うしかありません。
意外にデリケートに部品なのです。