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三寒四温をくり返しながら春になっていく

こんにちは、生産管理部のAnnaです。

三寒四温とは、 寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続く。春先によく耳にします。冬が終わり、暖かい春が近づいてくる合図です。

寒い日と暖かい日が入れ替わりにやってくるだけでなく、日中と夜間の気温差が10℃近く変わることもある時期。

いかにも風邪を引きやすい季節ですね 。実は三寒四温の時期というのは、身体的な不調だけでなく精神的な不調を引き起こす時期でもあるんです.

徐々に春めいていくこの季節、実は真冬よりも調子を崩しやすいんです。
その理由は、体の冷え。
冬が近づき寒くなるにつれて、体は徐々に寒さに慣れていきます。
熱を逃がさないように、体が変化していくのです。

それに対し、寒い日と暖かい日を繰り返していくこの季節、体は気温が上がる暖かい日には血管を拡張させて、体の中にこもった熱を逃がします。

そんな「熱を逃がす日」が続いた後、急に寒くなることで体の対応が遅れてしまい、今度は大事な体の熱を逃がすことになるのです。

そうなると、待っているのは深刻な冷え症状。

体の冷えが自律神経の狂いを引き起こし、次のような症状が表れます。

・食欲がなくなる

・日中の眠気

・夜間の不眠

……こんなにたくさんあるんですね。

数多くある身体症状、一時的なものだと思って見て見ぬふりをしながら毎日を過ごしていると、症状が固定し慢性化してしまうこともありますよ。

ちなみに季節柄のイベントとは、人事異動や引越し、子供の入学や進級など。

これらのイベントが体の冷えに重なってくることで、理由のはっきりしない気分の落ち込みや不眠などの症状が表れてきます。

またこの時期を何とか乗り越えても、解消されなかった精神的な疲れが溜まり、後々5月病として表れてくることもあるので要注意。

こちらも慢性化すると、治るまでに時間がかかるうつ病を発症することも考えられます。

今回はこれからの季節に起こりがちな不調とその対策を見ていきましょう。

.副交感神経を優位にする時間を意識的に作るようにする
冷えていると、体は熱を逃がさないように交感神経を活性化させます。

この交感神経のはたらきが活発になると、心拍数や血圧が上がることで体が興奮状態を引き起こします。

主に日中に働き、昼間の時間を活発に動けるようにしてくれるという大事な働きをしてくれる交感神経。

しかし、体の冷えが続くと交感神経がはたらきすぎてしまうのです。

穏やかに過ごすべきである夜間にも交感神経のはたらきが活発になったままだと、緊張がほどけずに疲労が蓄積したり夜間の不眠が起こったりします。

そうなると、緊張をほぐして心身をしっかりと休ませてくれる副交感神経のはたらきが鈍ってしまうことに。

そのため、この時期は意識的に副交感神経が優位になる時間を作ることが必要なのです。

副交感神経を活性化する方法としては、温かいお風呂にゆっくり浸かったり時間をかけて食事をとるように意識したり、「何もしない」休日を作ったりすることが挙げられます。

不眠の症状が表れる方もいますが、できるだけ決まった時間に就寝して睡眠時間を十分に確保することも重要ですね。

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