こんにちわ。生産管理部の渡邉です。
プラスチックの成型パーツの色合わせに関してお話したいと思います。
お客様から成型パーツの色見本をいただける場合とそうでなくパントーン指示の場合があるのすが、実際に使用するプラスチックの種類、表面処理、たとえば表面は光沢もしくは反光沢(シボ加工)色の見え方は微妙に変化します。成型パーツのすべての表面が同じ色合いともかぎりません。パーツの肉厚によっても色の濃い浅いは変化します。金型作製中のものは、事前にカラースワッチ(色見本)をご提出させていただき、色の仮承認をお願いするのが弊社の通常の流れとなっております。
材料も最終のプラスチックを考慮して色と材質のサンプルを合わせていきます。もちろん、最終的には出来上がった金型パーツを成型して最終色調整をしていきます。成型コンディションでも微妙に変化してしまう、黄色やオレンジ色は難しくにごったようになりがちです。鮮やかな色を維持するための沢山のノウハウや経験が必要となります。どうしても再現できない、満足できないフィギュアがありましたら、是非お問い合わせください。弊社で解決して満足いくよう製品化して参ります。