生産部の清水です。
今日は電池のお話をしたいと思います。
皆さん、日々の中でいろいろな電池を電源とした製品を使用されていると思います。
おもちゃでも多くの電池が使用されておりますが、その中でも小型のおもちゃの中にはボタン電池が使用されているものが多く存在します。
このボタン電池は、今のような充電して遊ぶ玩具が出るまで、小型化していく玩具や雑貨に多く使われ、今でも広く使用されております。
ただ、一方で子供の誤飲によるトラブルも増加してきており注意が必要です。
玩具においては、電池蓋が容易に取れないよう一定の基準があり安全が確保されていますが、そのほかの製品にはそのような対策がとられていないものもあります。
下写真はNHKニュースで取り上げられた実験写真です。
(写真出典元:NHK ON LINE)
写真のピンク色のものはハムで、その上にボタン電池を置いています。
私も実際に全く同じ実験を行ったことがありますが、電池を置くとすぐに化学反応が現れ、タンパク質を溶かす強いアルカリ性の物質が出て組織を壊し始めます。
そして数十分後には完全に溶かし切って電池が落下するに至ります。
非常に怖いことですが、実際に誤飲による事故は後を絶ちません。
私共も製品の設計をする際には、対象年齢に応じて検討重ねながらモノづくりを行っております。
皆様のお役に立てるよう最善を尽くしておりますので、是非お声がけいただければ幸いです。