こんにちは。生産部の渡邉です。
前回パッケージのコーティングに関して簡単にお知らせしましたが、コーティングの種類や特性をもう少し詳しくお伝えしようかと思います。
パッケージの表面をコーティングするのはどうしてかご存知ですか?目的は2つあります。印刷の表面保護が一つで印刷面をキズやよごれから防止します。印刷面の保護として耐水性、耐摩擦性、耐熱性を高める目的があります。もう一つはやはり高級感です。印刷面をより美しく魅せることで商品イメージのアップに繋がります。高級感と一言にいっても表面加工として光沢にしたり、マット(つや消し)にしたりして商品に見合った高級感を演出します。
コーティング方法としてはPPフィルムでラミネート加工する方法で他の表面加工よりもよりリーズナブルな加工方法の一つです。PPフィルムといっても光沢あり、つや消しの両方を安価で加工できます。
よくニス引き加工もお聞きしたことがあるかもしれません。UVニス引きは環境負荷がすくないエコな方法です。UV(紫外線)に反応させてコーティングする方法です。このニス引きも光沢、つや消しを選択できます。
他にもプレスコートがあります。印刷面に溶剤を塗った後、ローラーで圧力をかける加工で強い光沢を与え、印刷面を十分に保護しますが上記の方法に比べると若干高値の方法です。
商品を最大に演出ためにパッケージ作成にも妥協せず行っております。