こんにちは!生産部の齋藤です。
遂に明日、秋のギフトショーが開催となります。
今朝早くからデザインチームと営業チームはブースの設営に出かけています。今回もたくさんの新商品、できたてアツアツでご紹介致します!是非お立ち寄りくださいませ。東2ホール T18-23, 25 でお待ちしております!
ギフトショーに合わせて、海外のお客さまが今日からお見えになり、少し賑やかな雰囲気です。日本のOMOTENASHI、是非味わってもらいたいですね!
さて中国工場レポート第3弾、今日は塗装ブースをご紹介します。
前回までのレポートはコチラ↓↓↓
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成形部で成形されたフィギュアのパーツは、次にこちらの塗装部へと移されます。こちらでフィギュアの彩色を行っていきます。
フィギュアの彩色方法には主に下記の4つがあります。
・フル塗装 → フィギュアパーツ全体を1色に染めます。例えばフィギュアのボディ色など
・マスク塗装 → 部分的に色を付ける場合に使用します。
・タンポ → スタンプのような機械で平らな面に色を乗せることができます。
・手塗り → マスクやタンポではできない細かな彩色は、熟練された職人ワザが必要です。
こちらのマスクを着用した工員さんが行っているのがマスク塗装。。。決してマスクを着用する塗装方法ではありません。フィギュアの一部分だけに着色できるよう、そのほかの部分を覆い隠すスプレーマスクを使用しています。左手でフィギュアを持って、下からマスクに押し当てて、右手のスプレーガンでインクを吹き付けます。
ブース内が赤くなっているのは、今赤い部分を塗装しているからです。赤のインクが乾いたら、他の色を塗るためにインクもスプレーマスクも交換して塗装していきます。
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今回すべての塗装方法を体験したのですが、一番難しかったのがフル塗装でした。
ブース中央の円盤の上に、成形品を一面に並べた大きなトレーを乗せ、一度に塗装していきます。インクの飛び散りがないよう、ガラスで仕切られた専用ブースとなっています。何度か体験させてもらいましたが、何度やっても端のパーツに色ムラができてしまい、すべての成形品に均一に塗装するためには吹き付け始める位置、スプレーガンを持つ角度など、技術と感覚が特に重要な工程だと実感しました。
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このようにいろいろな塗装方法を適材適所使い分け、フィギュアをカラフルに仕上げていきます。
次は遂に、完成目前 アッセンブルに移ります!