こんにちは、生産の清水です。
みなさん、大河ドラマはお好きですか?
私も好きで欠かさずに見るようにしていますが、いよいよ大詰めですね真田丸。
歴史なので、結末自体はわかっているものですが、それでもワクワクしてしまいます。
さて、今日は品質管理の歴史について、ほんの少しですが触れてみたいと思います。
品質管理の歴史は、第二次世界大戦後から始まりました。
1950年にアメリカのデミング博士が来日、セミナーを開催して統計的な手法で品質を管理していくことを提唱、経営者向けに14の原則をお話しされました。
(それまでは、検査というと全数検査が当たり前の時代だったようです。)
その後、特定の専門家が品質維持にかかわるだけでなく、製品を実際に作る人も参加するQCサークル活動が起き、日本製品の品質が飛躍的に向上したそうです。
1975年にはTQC(Total Quality Control)の導入があり、製造現場だけではなく間接部門においても品質管理を行い、全社的に取り組むことがブームとなりました。
その後、バブル崩壊の時期を経て、国際標準化機構・ISOの導入が進んでいきました。海外進出のためには国際認証が必要になりブームとなったのですね。
現在ではISO取得することは、ほぼ必須条件になっているかと思います。
ここでは搔い摘んだお話しか出来ませんが、ご興味のある方はぜひ、調べてみてください。
品質管理も歴史を紐解いていくと意外と面白いものです。
個々の現場で必ず役立つかと思います。