こんにちは。生産部の渡辺です。
引き続き電池のお話ですが、一番記憶に残っているのは、これからお話するイタリアの解剖学者ガルバーニが偶然の機会に解剖したカエルの足が電気的に痙攣した方法ではないでしょうか?確か、小学生の頃に私も実験した記憶があります。
カエルの足を強く痙攣させるには、2種類の違った金属をつなぎあわせ その両はしをカエルの足の筋肉にふれればよいと発見しその原因をカエルが電気をもっていると考えたようです。しかし、イタリアの物理学者ボルタはそのガルバーニの説明に疑問を持ちました。つなぎ合わせた2種の金属が電気の本当の原因であり、カエルはどうでもいいと考えました。
ボルタは銀板と亜鉛板の間に、塩水でぬらした布をはさんだものを数十組積み重ね そのいちばん下の板といちばん上の板を針金でつなぐと 電流がえられることを発見し、これを後にボルタの電たいと言われますが この発見で彼はガルバーニのカエルの足はぬれた布という意味しかもたないことを明らかにしました。そして、ボルタはさらに液体の中に1種の違った金属板を入れて そこから電流を取り出す電池をはじめて発明したのでボルタの電池とよばれています。
カエルの足部分が電解質になっていることがきっかけで電池が生まれたのかと思うときっかけはガルバーニで電池への解明はボルタ?結局ボルタは有名でもガルバーニは知らない人が多いのではないでしょうか?今も新しい商品が沢山生まれますがすべては自然界から得た研究の結果ですね。次回、来年につづきます。来年も生産部から楽しいブログを皆様にお届けします。Very happy new year and rewarding life to come for everyone!