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〜生産なるほどコラム〜「スウォッチカラーカード???編 その①」

2023年お初のブログとなります。本年もよろしくお願いします。

いきなりではありますが、「Swatch Color Card」についてお話します。
聞きなれない言葉かもしれません。「スウォッチカラーカード」。。。
なんだと思いますか?ここぞという時に使えるカードでもないです。

モノづくりで大事なこのカードですが、成形色指定をパントーンなどで指示して、そのパントーン通りの色に合わせ成形された色見本カードです。
そんな単純なカードですが、非常に重要な確認ができるのです。

まずは、樹脂材料に合わせて、そのカードは作られます。
ABS、AS、PP、PVCなどなど。
その名刺サイズくらいのそのカードは肉厚が3段階に分かれてます。
1mm、1.5mm、2mmなどなど。

どうして厚みがあるのかというと、半透明や透明パーツの成形色などでは色の透明度や濃さが肉厚で異なるためです。

いくらパントーンで指示しても、わずかな質感や光沢感でイメージは成形しないと掴めないもの。実際に成形されたパーツカラーのイメージを限りなく事前に確認するために、このカードは非常に重要になっています。

〜その② 続編へ続く〜