前回は「スウォッチカラーカード」とはなんぞや、というところをお伝えしましたが、このカードは他にも便利な確認ができるすぐれもの。
このカードの裏面には2~3種に表面処理がされています。
また光沢面、シボ加工されている面も2種あったりします。
もちろん、シボ表面部分は光沢がないので指示したパントーン色よりもマット効果が現れているので光沢面と比べると色調が異なります。同じ色指示としても、処理の仕方で若干の色味の感覚が異なることがよくわかります。
ものづくりで最終製品の色決定をする前段階で、このスウォッチカラーカードを確認して承認いただき、本製品でも同じ色合いになるように生産します。
ただ色を指示して終わりではない成形の奥の深さが伝われば幸いです。
